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トップページ > プロポリスの成分辞典>【サ行】

◆ サクラネチン ◆

 

プロポリスに含まれる成分「サクラネチン」は、桜皮やイネ葉などにも含まれるポリフェノール(フラボノイド系)の成分です。

農研機構の研究発表によりますと、脂肪細胞の分化を促進する作用があり、肥満防止の効果があると発表しております。
また、脂肪細胞のグルコース取り込みを促進することより生体内において血糖を正常に維持することが期待できるとの発表もしております。


 

= 効能 =
・肥満防止 ・血糖値の正常化  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・桜皮 ・イネ葉    など

 

 

◆ システイン ◆

 

「システイン」は、成人では非必須アミノ酸ですが、乳幼児にとっては必須アミノ酸として扱われるアミノ酸です。

 

皮膚、髪の毛、爪などに多く存在しており、特に皮膚の新陳代謝を促進する働きによる、シミ、ソバカスの原因であるメラニン色素の生成を抑制するほか、生成されたメラニン色素を黒色から無色へと還元する働きがあります。
また、髪や爪に含まれるケラチンというタンパク質の構成成分であり、髪と爪の健康に大きな役割を果たしています。
このような美容に対する働きがあるため、パーソナルケア製品などにも用いられます。

 

肝臓内での有害物の解毒作用もあり、特に、アルコール分解の生成物で、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドと直接反応し、解毒させるほか、肝臓内でアルコールを分解する酵素の働きを助ける効果も持っています。

 

硫黄」と体内で結合することで、抗酸化作用のある「活性硫黄物質」となります。
また、非必須アミノ酸の「セリン」からも合成されます。


 

= 効能 =
・シミ、ソバカス生成の抑制 ・抜け毛対策 ・爪割れ対策 ・肝臓内での解毒作用 ・肝機能強化 ・二日酔い対策  など

 


 

= 含まれる食材 =
・肉類 ・魚類 ・ニンニク ・ほうれん草 ・ナッツ類    など

 

 

◆ ジヒドロフラボノール ◆

 

プロポリスに含まれる成分「ジヒドロフラボノール」は、コレステロールや中性脂肪などを減らしたり、過酸化脂質の生成を抑制し、体の酸化を防ぐ、活性酸素の除去等の作用があります。

 


 

= 効能 =
・抗酸化作用 ・肝機能強化 ・肥満防止  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス    など

 

 

◆ スレオニン ◆

 

プロポリスに含まれる成分「スレオニン」は、体内で合成できない9種類の必須アミノ酸のうちの1つ。
成長促進作用がある他、肝厳に余計な脂肪が蓄積して脂肪肝になるのをブロックしてくれる。
不足した場合には、食欲不振、貧血、成長阻害、体重減少などの症状があらわれます。

 

体内では、非必須アミノ酸「セレン」の生成をします。

 


 

= 効能 =
・成長促進作用 ・肝機能強化  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・卵 ・七面鳥 ・スキムミルク ・ゼラチン  など

 

 

◆ セリン ◆

 

「セリン」は、脳内で多くみられる非必須アミノ酸です。
脳の栄養素と言われているホスファチジルセリンの生成や、脳のエネルギー源であるブドウ糖を供給する役割もあり、脳の働きにも重要な成分と言え、認知症の予防などでも注目されている成分です。
また、神経の鎮静作用も確認されており睡眠問題の解消にも良いとされています。

 

その他に、セリンは、シルクのプロテインから発見された成分であり、肌の角質にも多く存在し、肌の水分を保つ天然保湿成分(NMF)に最も多く含まれる成分として、化粧品などにも配合されています。

 

セリンは体内では、必須アミノ酸「スレオニン」や、非必須アミノ酸「グリシン」からも生成されます。
また、セリンは体内では、非必須アミノ酸「システイン」にも変換されます。

 


 

= 効能 =
・脳の活性化 ・記憶力低下の予防 ・認知症予防 不眠症状の改善 ・美肌効果 ・乾燥肌の改善  など

 


 

= 含まれる食材 =
•牛乳 ・チーズ ・卵 ・肉類 ・大豆 ・魚類 ・かつお節  など

 

 

◆ セルロース ◆

 

プロポリスに含まれる成分「セルロース」は、天然の植物質の1/3を占め、地球上で最も多く存在する炭水化物です。
植物細胞の細胞壁および繊維の主成分で、冷水にも熱水にも溶けない、不溶性食物繊維です。
このセルロースは、人の消化酵素によって分解されないことから、腸内消化管の活動を促進したり、便通を整えたり、コレステロール吸着など有害物資の排出に効果があります。

 

 


 

= 効能 =
・腸内消化管の促進 ・便通改善 ・有害物資の排出  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・干し柿 ・えんどう豆 ・いんげん豆 ・干ししいたけ ・おから ・切り干し大根 ・枝豆 ・アーモンド ・きな粉 ・ポップコーン ・大根 ・オートミール ・かんぴょう ・モロヘイヤ ・栗 ・納豆 ・マカロニ ・ブロッコリー ・ごぼう ・玄米 ・こんにゃく ・大豆もやし ・食パン ・ほうれん草 ・エリンギ  など

 

 

◆ セレン ◆

 

プロポリスに含まれる成分「セレン」は、抗酸化作用があるとされるミネラルの一種です。
セレンの抗酸化作用はビタミンEの約500倍といわれ、ガンを予防する、動脈硬化が引き金となる心筋梗塞や脳卒中を予防する、血行障害や更年期障害を改善するなどの効果があるとして期待されています。
セレンが含まれる食材は、魚介類、動物の内臓、肉類、小麦胚芽、玄米、ぬか、こうじ、ネギ、玉ねぎ、ブロッコリー、ニンニクなどがありますが、穀類や野菜のセレン・セレニウム含有量は土壌のセレン・セレニウム含有量によってことなります。
土壌中のセレン濃度が高い地域ほどがん発生率が少ないという研究がアメリカから発表されています。セレン濃度が高い地域に育つ農作物はセレンの含量が多く、それを食べる住民の血中セレン濃度も高くなって体の抗酸化力が増すことががん予防につながると予想されています。セレンの摂取量とがんの発生率が逆相関することは、その他の研究でも指摘されています。
セレン・セレニウムはビタミンCビタミンEと一緒に摂取すると抗酸化作用は効果的になります。

 


 

= 効能 =
・抗癌作用 ・抗酸化作用 ・糖尿病対策 ・動脈硬化対策 ・免疫力強化 ・老化防止(アンチエイジング)  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・あじ ・ししゃも ・とびうお ・うに(ウニ) ・ほたるイカ ・いわし(鰯) ・しらす干し ・マグロ ・かき(牡蠣) ・ほや ・かつお(鰹) ・タラコ ・わかさぎ ・かに ・鮭の筋子 ・どじょう ・あわび ・ホタテ ・卵  など

 

 

◆ ソルビン酸 ◆

 

プロポリスに含まれる成分「ソルビン酸」は、天然に存在する酸で、多く果実に含まれる。殺菌効果が高く、細菌やカビなどの増殖を抑制する作用があります。
現在では合成できるようになり、食品添加物として、チーズ、食肉製品、イカくん製、漬物類、みそなどの保存料として使用されています。
しかし、これら合成のソルビン酸は、アレルギーや喘息、花粉症や皮膚炎などを起こしやすいため、表示成分として明記されることになった。
かび、酵母、好気性菌に対して静菌効果を持つが、抗菌力はpHにより大きく変化し酸性(pH小)側で強い。

 


 

= 効能 =
・殺菌作用  など

 


 

= 含まれる食材 =
・プロポリス ・ナナカマド  など